思いっきり答えます〜Vn大人編

「ヴァイオリンは敷居が高い!」・・・そう感じるのも無理はないかもしれませんねぇ。3歳の頃からヴァイオリンを続けているわたしにとっては、人生になくてはならないもの。でも、ちょっと心当たりもあるのです。
こちらのページには、これまで寄せられた様々な質問を一気にお答えしています。わたしのお教室について書いたものですが、ヴァイオリンの先生を捜している方にも参考にしていただけたら嬉しいです!

大人でも弾けるようになるの?(その1)

 確かに切実な疑問ですよね!大人になってからヴァイオリンを始める場合も、こどもの場合と同様に、プラスとマイナスの両方の要素があります。。。と書いて、プラスとマイナスとどちらから書き始めたら良いものやら、ちょっと考えてしまいますが、とりあえずプラスから!
 最大のプラス要素は、自分の意志でやっていることだと思います。何が目的で始めるのか?おそらくは生活に潤いを、人生により豊かに過ごすためという方がほとんどではないでしょうか。「この一曲だけ弾けるようになりたい」それも人生に充足感を求めているからですよね。根気づよく続ければ、達成できることも多いと思います。それに加えて、大人は効率的な練習を行うことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。また以前ピアノなど楽器を習った経験のある方ならば、既にある程度は音感が身に付いているので、ハードルは少し低くなります。

 マイナス面としては「思うように指が動かない」などといった身体能力の問題が起こり易いです。ただ音楽は人生と同じ、奥が深いので、技術的な満足度と弾ける喜びは必ずしも一致しません。「あ、わたし幸せかも💓」と感じる瞬間は必ずあります!

 着実に弾けるようになるように精一杯お手伝いしますね!そして一緒にはじけましょう🎶

大人でも弾けるようになるの?(その2)

 この疑問は、「ヴァイオリンを習いたいけれど、どうしよう」と躊躇する大人のかたにとっては、もしかしたらとっても切実なのではないかと思い、もう一歩進んで答えることにしました。

ヴァイオリン教室の宣伝文句に、「大人でも弾けるようになります!」と、よくありますよね。この真偽はいかに?二者択一ならば、確かに弾けるようになります。ただわたしには、このような宣伝文句はとても無責任に響くのです。だって「きらきら星」や「かえるの歌」が弾けたって、それがしかも汚い音だって、弾けることには変わりないのですから!でも、こうした曲を弾けるようになったからといって、それで満足する大人はいませんよね。大好きなメロディーを美しく奏でてウットリ、みんなそんな気分になりたいに決まっている!!

 本当は「いったいどの程度まで?」というのが、一番知りたいところではないですか?茶道や華道のように、身体機能がそれほど重要でない習い事ならともかく、見るからに難しいヴァイオリンという楽器を、指も固い、音の高さもよくわからない大人が、どのくらい弾けるようになるのか?
 大人とひとくくりに言っても、年代差も大きいでしょう。おそらく20代までなら、どんな人でもうんと熱心に練習すれば「タイースの瞑想曲」などのいわゆる名曲のうちの技巧的ではない曲を、立派に弾けるようになります。もっと上の年代では、年齢よりも、実は指や体の柔軟度、耳の聴こえ方などの個人差が大きくて何とも言えません。「タイースの瞑想曲」、う〜ん、60才くらいでヴァイオリン始めたのに3,4年で弾けるようになった人もいるし、ずっと年下でもまだまだという人もいる💦
 やはり努力がものをいいます。是非根気づよく、頑張ってください!

大人でも弾けるようになるの?結論!!

 

2011年にこのブログに「大人でも弾けるようになるの?」の(その1)と(その2)を書いた後、更に経験を積んですご〜く思ったことがあります。大人のヴァイオリンは、体云々よりも、とにかく練習時間を確保することが大変!!お仕事が忙しかったり、お家で練習できないからカラオケボックスに行ったり、家族に病人が出たり、とにかくありとあらゆる日常生活の問題を乗り越えながら、時間を確保しなくてはならない!これが本当に大変そうです。のんびりでも続けていれば、必ず弾けるようになります。でも続けるのが結構難しい。
 仕事が忙しすぎてどうにもならない時、家族の問題があってヴァイオリンどころではない時、そんな時は一言言って下さい。続けられるやり方を、一緒に見つけながらやって行きましょう。

 オドロキ、もうひとつあった大人の悩み!

 

「みなさん、どんなことを考えながら先生を探しているのかしら?」と現在最年長の生徒さん(多分60代前半?)に伺ってみました。「先生、それはもう、真っ先に考えたのは『私なんかにも教えてくれるのかしら?』です!」。あららら・・・、そんなことを考えていたんですね💦予想外。。。

大丈夫です!安心して下さい。とりあえずレッスン見学にいらしていただいて、お話ししましょう!

レッスン料は?  それとレッスンは何曜日に?夜でも大丈夫?

楽器はどうすればいいの?それに使う教材は?

  既にお持ちの場合は、もしお持ちの楽器が弾ける状態ならそれを使いましょう。まだ楽器を持っていない方は、買ってから来ないようにして下さい。自分ひとりで決断せずに相談してください。生徒さんが長く使うものですから生徒さんの立場に立ってずっと好きでいられるような楽器、そして状態のよい楽器を探すお手伝いをしています。フルサイズならばピンからキリまでありますので、予算に合せて探すことができます。
 教材は、生徒さんに会って、その方にいちばん相応しいと思うものを勧めます。ヴァイオリンはピアノ伴奏付き、弦楽合奏、オーケストラと色々なアンサンブルが楽しめる楽器なので、レッスンでもわたしとヴァイオリンデュオを弾けるような曲を、できるだけ多く選ぶようにしています。発表会で他の生徒さんとアンサンブルを弾く機会もあります。また、楽譜の読み方がわからない方には、その指導も行います。

 どんな先生に習ったらいいの?

ところで先生はどんな人?

 わたしは3才でヴァイオリンを始めました。というと英才教育を受けたかのようなイメージがありますが、実は普通にお稽古事として習っていたのです。でも、こどもの頃からヴァイオリンが大好きだったので、遂に高校生の時に一念発起してプロのヴァイオリニストになる決心を固めたのです。そのあと国立音楽大学を受験→合格。でも、この業界では、小さい頃からスパルタ教育を受けてプロの演奏家になるのが普通なので、わたしは完全にスロースターターなのです。

 国立音大卒業後、モーツァルトや有名な指揮者のカラヤンの生誕の地・ザルツブルグ(オーストリア)に留学しました。留学中も、アメリカンスクールや個人で教えたりしていました。いまでも当時の生徒さんと連絡を取っています。
 最初に教えはじめたのは、国立音大に通っていた頃だったので、結構指導歴ながいですね。。。知らず知らずのうちに、経験豊かになってしまいました。
 学生時代から、ヴァイオリンの指導にはのっぴきならぬ事情があって深い関心がありました。それは何故かというと、わたし自身がスロースターターであることと関係があります。音大に入学しても、先生方が手取り足取り教えてくださる訳ではありません。基礎的なことは音大入学前に習得している、というのが前提だからです。でも、スロースターターのわたしは、そんな過保護に教えていただくような時期を経験していませんでした。かなり例外的な生徒だったのです。だから、他の学生たちと、どうやったら互角に張り合えるのか?つまり「どうやったら上手になれるのか」その近道を解明することは必須、急務だった訳です。
 ヴァイオリンの指導って、本当に奥が深いのです。わたしはこれまでに、ドイツ人、オーストリア人、アメリカ人、フランス人、ロシア人、ユダヤ人、、、数え上げたらキリがない程おおくの先生方のレッスンを受講、聴講させていただきました。ヴァイオリンやピアノ、管楽器、声楽の英語・ドイツ語のレッスン通訳をしたこともあります。これらの先生方のほとんどは、演奏家を目指す人を対象に教えていらっしゃるので、そこで教えられていることは、趣味の人には通用しないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ところが全くそんなことはないのです。ヴァイオリンを弾く、いえ、むしろ音楽をする「原則」は、プロにもアマチュアにも、こどもにも大人にも、共通しているのです。だからこそ、わたしの生徒さんたちに、それを伝えたいのです。そして、楽しく美しくヴァイオリンを奏でてほしい!!そしてヴァイオリンが生涯の友になったら、、、それが生徒さんたちへ先生からの究極の願いです。町の先生から、国内外の超一流のヴァイオリニストまで、レッスンを身をもって体験した経験が、今のレッスンにとても役に立っていると思います。