お知らせ♪ 早稲田大学エクステンションセンターの講座「旅するヴァイオリン イタリアで誕生、そして日本で初めてのコンサートが開催されるまで」受講生募集が開始しました
来年の冬、早稲田大学エクステンションセンターの講座で講師を務めさせていただきます。エクステンションセンターは、一般の方にも門戸を開こうと1981年に開設された教育機関で、学ぶ意欲のある方ならどなたでも受け入れていただけます(早稲田大学を受験せずとも、早稲田大学の教授陣の授業を直接受けることができるとは!)。シラバスを見てみると面白そうな講座が沢山あって、本当に豪華✨
私が担当させていただく講座「旅するヴァイオリン イタリアで誕生、そして日本で初めてのコンサートが開催されるまで」は、昨年九月に上梓した『日本のヴァイオリン史 楽器の誕生から明治維新まで』を基づいて行います。書籍には掲載しきれなかった図像などをお見せしながら進めていく予定です。
【講座の内容】西洋の代表的な楽器として誰もが知るヴァイオリンは、日本にどのように伝えられて、どのように受容されていったのでしょうか。この講座では、最初の授業で、ヴァイオリンが誕生した16世紀イタリアに遡ります。そのあと時計の針を先に進めて、日本への渡来から、幕末日本で行われたヴァイオリンのコンサートへと、記録を辿ります。
「クラシック音楽を演奏する楽器」としての印象が強いヴァイオリンですが、それぞれの時代に、人々がこの楽器とどのように関わり、どのような営みが行われたのかを解き明かしていくことで、きっと今までは知らなかった側面が見えてくることでしょう。以下の「講座情報URL」から諸情報をご覧いただけます。
ぜひお申し込みください!!
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開講年度学期 :2023 冬期
キャンパス :早稲田キャンパス
クラスコード :140407
講座名 :旅するヴァイオリン
開講日 :2024年1月29日 (月)
授業回数 :5 回(1/29, 2/05, 2/19, 2/26, 3/04)いずれも月曜日10:40~12:10
講座情報URL : https://admin.wuext.waseda.jp/course/detail/60940/Brill 社からいよいよ出版
分担執筆した著書”Handbook of Japanese Music in the Modern Era”が、いよいよ出版されるとニュースが届きました🎉この本は、近代から現代にかけての日本の音楽史について、雅楽からクラシックからボカロまで、幅広く扱った書籍です。1683年創業のオランダのBrill社から出版されます。
執筆分担したのは Chapter 16 Violin Playing and Women in Japanese Music(英語)
明治時代の女性ヴァイオリニストについて書きました。
今度、改めて内容をご紹介します。今日は報告まで✨
大阪万博のオーストリアパビリオン🇦🇹
大阪万博はう〜むとなる派なのですが、発表されたオーストリア🇦🇹のパビリオンが楽しみ過ぎて❣️
なんと可愛らしいデザイン😍
ニュースの冒頭の女性に登場された女性は、在日オーストリア大使なのですが、先日お話しさせていただく機会があり「合唱やっていたのよ」とおっしゃっていました。
もしかしたら音楽好きの大使の影響もあり、フェミニンなデザインなのかもしれないですね♪19世紀にオーストリアが日本の皇室に献上したピアノが設置されていたり、来場者が考える社会の未来をAIが汲み取って作曲してくれる装置が展示されるそうです。
画像はPR TIMESのオーストリア大使館商務部発のニュースからDLしたものです。
秋深まる
授業で東大駒場キャンパスに行くと、高い木々に囲まれてホッとします。最近撮りためていた写真を大放出。
秋の風物詩。銀杏。
一番最近の写真。実物は写真より暗い色。
ちょっとクリスマスっぽくもあり。紫蘇ではないのですが、何という植物かしら?
久しぶりの茅ヶ崎
昨日は茅ヶ崎市民文化会館でコンサートでした。茅ヶ崎というと、名倉叔子先生を思い出します。東京カルテットの初代メンバーとはさねご活躍したのち、拠点をドイツに移して、バンベルグ交響楽団のゲストコンサートマスターとして演奏されました。私がレッスンをしていただいたのは、日本に帰国されて間もない頃でした。音大入学後は、男性の先生にばかり習っていたので、女性の先生のレッスンは久しぶり。どこが違うとはっきりは言えませんが、たまたま表現したい音楽が似ていたのか、女性同士だから表現の仕方が似ていたのか分かりませんが、とても楽しい、前向きになれるレッスンをしてくださいました。
茅ヶ崎のご自宅に向かう道、昔ながらのお魚屋さんがあったり、またレッスン後に先生の子どもたちと一緒に海に行って、レッドロブスター🦞でご馳走になったのも良い思い出です。
文京楽器さんのホームページに昔のインタビュー記事が掲載されています。
名倉先生には沢山のお弟子さんがいらっしゃいました。先生のレガシーは受け継がれていますね。